不倫疑惑が報道されたフジテレビの秋元優里アナウンサー。

その後、週刊女性プライムでこんな記事を見かけました。

秋元優里アナ「娘は絶対に渡さない」竹林の背景にイクメン夫との親権問題

 

記事によると、こういう状況のようです。

  • 秋元さんが何も言わずに子供を連れて出ていった
  • 夫である生田さんは別居から半年くらいまったく子供に会わせてもらえなかった
  • 弁護士のアドバイスにより月に1回会えることになった
  • いつも秋元さんが隣にいて子供と2人きりでは会えない

 

DVなどの危険があったわけでもないのに、一方的に子供を連れて出て行く「連れ去り」が問題となっていますが、この記事でわたしがもう1つ気になった点は面会交流です。

 

「いつも秋元さんが隣にいて子供と2人きりでは会えない」

 

これです。

 

近ごろは、虐待などよほどの事情が無い限りは、子供のために面会交流を進めていきましょうという流れになっているので、弁護士さんもそういうアドバイスをしたのだろうと思います。

ただ、そのとき、面会交流の条件として「自分も同伴・同席する」という人が結構いるみたいなんです。

 

面会交流に同伴することの是非

離れて暮らす父親と子供の面会交流に、母親が同伴・同席するのはアリなのかナシなのか、という問題です。

 

これまでこの問題について臨床心理士の本や面会交流の支援機関のブログなどを読んで、色んなケース、色んな考え方があることがわかりました。

連れ去りや虐待の危険があるとき以外は同席すべきではないという意見もありますし、ケースバイケースで同席した方がいいという意見もあります。

 

いろいろ読んで、わたしなりにこういうことかなと理解したことを書いてみたいと思います。

 

仏頂面した母親が面会交流に同伴

たとえば、こういうケースはどうでしょうか?

久しぶりに会うパパと子供とのお出かけに、仏頂面をした母親がついてくる。
威圧的な態度で子供の横に座り、一言も話さずスマホをいじっている。

 

母親がどうしても父親と顔をあわせたくない場合、母方の祖父母など親戚が同伴することもよくあるようで、

父親に否定的な感情をもつ母方の祖父母がついてきて、父と子の面会交流を遠巻きに監視する。
父と子の後ろをゾロゾロとついて回る。

 

ちょっとこういうのは客観的に見て異常だなって思いますよね。

 

この同伴・同席の目的は「監視」でしょうね。

  • 自分の悪口を子供に吹き込まないか
  • 子供を取り込まれるのではないか

 

こんな不安から、父親と子供を二人きりにしたくないと考える人も多いようです。

 

もう完全に信頼関係がなくなってしまって、調停や裁判でさんざん争って「敵」みたいな状態になっていたら、こういう心理になるのもわかるような気がします。

 

でも、考えてみてほしいんです。

余計なことを吹き込まないように「父親」を監視しているつもりでも、「子供」も監視されていると感じていることを。

 

子供は母親の顔色をよく見ています。

  • パパと楽しそうにしていたらママを裏切ったと思われる
  • 楽しんじゃいけない
  • パパに甘えたらいけない

 

不機嫌な母親が同伴していると、子供はこう感じてしまうんですね。
自分がパパと楽しく過ごすことをママは喜んでいないとわかりますから。

 

そしてこれは子供にとってものすごいストレスになるんです。

ストレスに耐えられず、もうパパに会いたくないと言い出す子もいるくらいです。

 

そうすると、「子供が会いたくないと言ってるから」という理由で面会交流を拒否する人が出てくるわけですが、それはさすがにちがうでしょって思いますよね。

 

つまり、面会交流に母親が同伴・同席することの是非ですが、

「監視」が目的なら子どもがストレスを感じるから同席すべきではない、ということです。

 

余計なことを吹き込まれるのではないか・・・と不安な人は、面会交流の支援機関など第三者に付き添ってもらうという方法もありますよ。

支援機関の利用ルールとして、子どもの前で他方の親を批判しないとか、嫉妬や寂しさをぶつけてはいけない、高価なプレゼントは禁止などとしているところもあるので、お互いがそうしたルールを確認した上で、第三者に間に入ってもらいながら面会交流を進めるという形なら、安心ですよね。

 

子供の側からしても、険悪な二人の板ばさみになるよりは、関係ない第三者が付き添っている方がずっと気ラクでしょうし。

 

子供が一緒にいてほしいと言ってきた時は同伴すべき?

では、こういうケースはどうでしょう?

子供が「みんな一緒がいいからママもいて」とせがむ

 

これは、わが家でもときどきあるのですが・・・

子供はパパもママも大好きで、仲直りすればまたみんなで一緒に暮らせるんじゃないかとあきらめ切れないんですね。

 

この場合、わたし的には、せめて子供の前だけでもにこやかに過ごせるなら同席するのもアリだと思っています。

 

またみんなで一緒に暮らすことは無理なのに子どもに期待をもたせてしまうのはよくないという考え方もあるんでしょうけど、それで子どもの心が落ち着くなら、しばらくつきあってあげるくらいの努力はしてもいいんじゃないかな・・・と。

 

でも、元夫への憎しみが強くて、にこやかに過ごすなんて絶対無理という場合は、仏頂面で同席するのではなくて、「ママは一緒にいられない」と断るべきでしょうね。

そのときに元夫への嫌悪感とか恨みつらみを子供に話すのは無しですよ。
それも結局、子供を板ばさみにして苦しめることになるので。

 

「ママは用事があるから」でいいんじゃないでしょうか。

で、「楽しんできてね」って明るく送り出してやればOK。

楽しそうに帰ってきたら「よかったね」と話を聞いてあげればパーフェクトだと思います!

 

子供が人見知りして不安がるときは同伴すべき?

こういうケースもありますよね。

しばらくパパに会っていなかったから人見知りをして子どもが不安がる

 

これについてもわたしの考えはさっきと同じで、にこやかに過ごせるなら同席してあげればいいし、仏頂面しかできないなら同席しない方がいい。

 

人見知りは時間とともに、回を重ねるごとに解消されていくだろうし、それまではまあ仕方ないかな・・・という考えです。

あまりにも大泣きしてどうしようもない時は早めに切り上げるとか、ケースバイケースで柔軟に対応していくのがいいだろうけど、すごく泣いたからといって面会交流はもうやらないとか、そういう判断はしない方がいいかなと思います。

 

支援機関の人のインタビューを読んだことがあるんだけど、

「同居親は現在の子どもにしか目が向いていない」

ということをおっしゃっていました。

 

最初からスムーズに行くことばかりではないけど、淡々と、気長に続けていくことが大事なんだそうです。

 

事前に子供が大好きなものとか今ハマってるものを父親に伝えて、子供が楽しめるように準備しておいてもらうというのも1つの方法ですね。

 

子供がまだ幼くて、父親に世話を任せるのが不安

 

この場合も、同席するならピリピリした雰囲気を出さないで、できればにこやかに、それが無理ならせめて普通に接するべきだろうなと思います。

 

それも無理なら、面会交流の支援機関を利用するとか。
支援機関の施設内で、しかもスタッフの方についてもらって短時間なら、まだ幼い子どもでも大丈夫なんじゃないでしょうか。

 

まとめ

面会交流に同居親が同伴・同席することの是非について、わたしの考えをまとめると、

  • 基本的には、面会交流に同居親が同伴・同席するのは無し。
  • 仏頂面した同居親が監視していると子供に大きなストレスを与える
  • 子供が望むときは、にこやかにできるなら同伴・同席もアリ。

 

こんな感じです。

離婚した夫婦の感情、間に挟まれた子供の感情・・・
いろいろ複雑にからみあっているので、最初からすんなりうまく行くことはないかもしれませんけどね。

でも、「子供にとってどういう形がベストか」を父親と母親それぞれが長期的な視野をもって考えていくことができれば、徐々に良い形に落ち着いていくんじゃないかな~と思いました。