離婚や別居後、夫とのつながりを完全に断ち切りたい、
自分が会いたくないのはもちろん、子供とも会わせたくないって考える人、多いみたいですね。

でも近ごろは、DVなどよほどの事情が無い限りは、子供のために面会交流を進めていきましょうという流れになっているようです。

 

それでも何とか面会交流をさせなくて済む方法はないか・・・
なるべく面会交流の回数を少なくする方法はないか・・・

と考える人もいるようですが、ちょっと待って。

 

夫に復讐したいとか、夫の顔を見たくないっていう気持ちはよーくわかるんだけど、面会交流は案外あなたにとっても大きなメリットがあるかもしれませんよ。

 

わたしは子供を連れて家を出て行き、夫と別居して3年になります。
同居親の立場でわたしが感じている面会交流のメリットとデメリットをあげてみたいと思います。

 

わが家の面会交流の状況

 

わが家の面会交流の状況は以下のとおり。

  • 面会交流の回数や時間は特に決めていない
  • 子供たちがパパの家に行きたいと言えば送っていく(車で5分くらい)
  • ほぼ毎週末パパの家に行く
  • 泊まることもある

 

普段はこんな感じです。

 

あと、子供の誕生日には子供のリクエストに応じて、パパも含めて一緒に食事に出かけたり、こちらの家に招いて一緒にケーキを食べたり。

運動会や発表会も一緒に見に行きます。

わりと良好な関係を保てている方なのかなと思います。

 

こんなに良い関係を保てるなら、いっそのこと別居を解消してまたもとどおり一緒に住めば?と思われるかもしれませんが、それはムリなんですよね。

夫婦としてははっきり言ってもう終わってます。

子供たちのために、ちょっと無理して良い(ように見える)関係を保っているというのが実情です。

 

父親・母親として最低限の信頼関係はある

 

ただ、夫として信頼することはできなくなったけど、子どもたちの父親としては一応信頼できてるからこそ、自由な面会交流がうまく行ってるのだと思います。

 

たとえば、

  • 子供たちにわたしの悪口を吹き込むような人ではないだろう
  • 子供たちを虐待したり危険な目にあわせたりはしないだろう
  • 子供たちをかわいがってくれるだろう

 

こういう最低限の信頼感はあるので、それほど不安なく子供たちを送っていけるという面はあるかもしれないですね。

 

ここが全く信頼できない場合は、いくら面会交流が子供のために大切だとはいえ、ちゃんと知識をもった第三者に付き添ってもらうなど対策が必要だと思います。

面会交流を支援してくれる第三者機関というのがあるので近くの機関を探してみるといいですよ。

 

あと、子供に暴力をふるうような人は面会交流させるべきではないですね。

 

同居親のわたしが感じる面会交流のメリット

 

さきほど、夫と子供の面会交流について「ちょっと無理して良い関係を保っている」と書きましたが、実はありがたいな~と感じることもたくさんあるんです。

 

たとえば、

・週末、自分の時間が持てる

夕方まで仕事して、大急ぎで子供たちを保育園や学童保育に迎えに行き、夕食を作って後片付けしてお風呂に入れて・・・とバタバタあわただしい毎日。

なので、週末に子供たちがパパの家に行ってくれると正直ホッとします。
やっぱり息抜きは必要ですもの。

 

その間、部屋の片づけをしたり、録画していたテレビ番組を見たり、ゴロゴロしながら本を読んだりと、かなりゆったりとしたぜいたくな時間を過ごさせてもらえます。

離婚して実家に戻ったから祖父母が子供を見てくれるという場合でも、一緒に住んでいる以上はここまでゆっくりと一人でくつろげる時間ってなかなか取れないのでは?

この、週末の静かな一人の時間は、別居して良かった!子供たちとパパが仲良しで良かった!と心から思える至福のひとときですね。

・子供たちが父親の愛情を感じることができる

子供が父親から愛情をもらうのは当然のことなので、こんなおおげさな言い方は変かもしれませんね。

でも、離婚や別居によって父親と一切会えなくなってしまった子は「自分は父親から捨てられた」と受け止めてしまうことがあるそうなんです。
(父親から虐待を受けていたようなケースは一切会わない方が安心して暮らせますけど。)

 

わたしは、別居はやむを得ないことだったと思ってるし後悔なんてまったくしていないけど、子供たちが大好きなパパと一緒に住めなくなってしまったことについては、申し訳ない気持ちがあります。

だから、一緒に住んでいなくても頻繁にパパに会って、誕生日にはプレゼントをもらい、運動会や発表会も見に来てもらって、父親からの愛情を感じながら育っていってほしいな…という思いがあるんです。

こんな風に考えることができるようになったのは、ある本に出会ったおかげなのですが、それについてはこちらの記事で詳しく書いているので、良かったら読んでみてください。

 

>>面会交流を拒否したい?母親たちが拒否する理由と間違った思い込み

 

・おもちゃなどを欲しがる時に「パパに頼んでみたら?」と言える

これはちょっとずるいやり方なのですが、パパは別世帯の人なので( ̄∀ ̄;)

子供たちが実際にパパにおねだりしてるかどうかは知りません。
でも、そんなにあれこれパパに買ってもらってる様子はないですね。

・どこかに連れて行ってほしいと言うときも「パパに頼んでみたら?」

これも同じく。
夏休みにちょっと遠出のお出かけに連れて行ってくれるときなんかは、本当にありがたいです。

・用事があって休日一人で外出するとき無料で子供を預けられる

休日は保育園や学童保育に預けることはできませんからね。
ファミリーサポートっていう割安のベビーシッターさんに頼むことはできるんですが、割安と言っても子供が2人、3人となるとかなり高額になってしまいます。

なので、夫が子供たちを預かってくれると素直に助かります。

 

あと、頻繁に交流していると、「この子たちのために」って思って養育費や婚姻費用もちゃんと支払い続けてくれるのではないかな?・・・と。
これはわたしの勝手な期待で、本人に聞いてみたわけじゃないのでわかりませんが。

 

こうして書いてみると結構メリット盛りだくさんですね。
改めて、夫には感謝しなきゃいけないな・・・と思いました。

 

同居親のわたしが感じる面会交流のデメリット

 

一方で、デメリットというほどのことではないかもしれないけど、ちょっと気になることも色々あります。

・おやつ食べ放題、ゲームし放題、夜更かしし放題かも…

パパの家にいる間、何をしてどんな風に過ごしているのか、いちいち報告してもらったり子供たちから聞き出したりということはしていません。

もしかしたらおやつ食べ放題、ゲームし放題、夜更かしし放題なのかも・・・という疑惑はありますね( ̄∀ ̄;)

だから毎週行きたがるのか?とか。

 

まあでもこれも、「そういうのはやめてほしい」ってちゃんと伝えておけばいいことなんですけどね。

・顔をあわせるとき、多少気まずい感じはある

別居したばかりの頃はまだ夫への恨みも結構強かったので、正直、顔をあわせるのがイヤでした。
だから、子供たちの手前、普通にふるまおうと努力していても、心の奥から湧きあがってくるイヤな気持ちが顔に出てしまっていたかもしれません。

 

でも、回を重ねるごとに、そして時間が経つにつれて、だんだん憎しみも薄れてきてそこそこ普通に接することができるようになってきた気がします。

まだ完全ではないけれど。

 

 

子供の誕生日に一緒に食事をするときなんかは、顔をあわせる時間が長いのでどうするの?って感じなんですが・・・

子供が一緒にいると意外と何とかなるものです。
子供のやることを見て一緒に笑ったり、子供をはさんで楽しく会話したり・・・というくらいは大丈夫。

子供がパパからプレゼントをもらって嬉しそうに一緒に遊んでるのを見ると、わたしも普通に嬉しいですし。

もし二人っきりになってしまったら地獄のような沈黙が流れると思いますが。。。(TдT)

・周囲の目が少し気になる

運動会や発表会を一緒に見に行くときに周囲の目が少し気になるというのはあります。

別居中であることは担任の先生や一部のママ友に伝えてるので、「あれ?別居してる旦那さんと一緒にいる!」って好奇の目で見られないかな・・・と。

人の目を気にするなんてつまらないことだとは思うんですが、最初すごく気になってイヤだったんです。

 

でもね、これも何度か経験してわかってきたんですけど、ひとんちの夫婦のことなんて誰も何とも思ってないんですよ。
たとえ「あれ?」と思われていたとしても、面と向かって何か言われるわけじゃないし、要するに何も起こらないんです。

つまり気にするだけムダってことですね。

 

憎しみにとらわれて幸せを見失わないで

 

いま夫に対してすごい憎しみをもってる人。

もう絶対に関わりたくない!子供も会わせない!なんて思ってるかもしれないけど、夫婦の縁は切っても、どうか親子の縁は切らないでつながりを持たせてあげてほしいなと思います。

 

夫がかわいそうだからじゃないですよ。
子供がかわいそうだからです。

 

両親が離婚、別居するっていうのは子供にとって世界がひっくり返るくらいの大きな衝撃なんです。

離婚や別居が避けられないなら、その衝撃を少しでもやわらげる努力は、親としてしなければいけないんだな・・・と。
先ほども触れた「ある本」を読んで、わたしは気付くことができたし納得できました。

 

一緒に生活するのは無理でも、たまにちょこっと顔をあわせたり、必要な連絡をするくらいの距離感なら、案外大丈夫なものですヨ。

 

連絡を取り合うこともできないくらい関係がこじれてしまったという場合は、面会交流を支援してくれる第三者機関をしばらく利用してみるのも一つの手です。
最近はこうした第三者機関を利用する人も増えてるみたい。

利用料はかかるけど、半年~1年くらいで自分達だけで面会交流ができるように関係が改善されるケースが多いそうですよ。

 

父親と子供が頻繁に面会交流できれば、

子供は父親の愛情を確認しながら離婚の衝撃を乗り越えられてハッピー♪
あなたは自分の時間が持ててハッピー♪

でしよ?

 

 

わたしも最初は夫の顔を見るのも嫌なくらいだったので、遠く離れたところへ引っ越せばもう会わなくて済むな…なんて考えていました。
子供はパパがいなくてもわたしがしっかり育てるからきっと大丈夫!なんて。

でも、もしそのとおりにしていたら、子供は離婚の衝撃と寂しさで壊れてしまっていたかもしれないし、わたしも誰も頼れないたった一人の孤独な育児や仕事のプレッシャーで押しつぶされていたかも。

絵に描いたような悲愴な母子家庭ですね。。。

 

どうしても許せないっていう思いだったり、自分でしっかりやってみせるっていう意地もわかります。

でもね、
せっかく離婚して新しいスタートを切るんだから、憎しみとか意地とかつまらないものはぜ~んぶとっぱらって自分と子供がラクになる方向、幸せになる方向に意識を向けて行った方がいいと思いませんか?

夫への憎しみにとらわれて、自分や子供の幸せを見失わないようにしてくださいね。